湘ゼミコラム

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小学生が綴る言葉「走るえんぴつ!?」/作文 湘ゼミ大賞 優秀作品~たまプラーザ校~

2020.01.20

湘南ゼミナールでは小学生の国語科で、身近なことを相手に伝えられる表現力や、思考力を高めることを目的として作文指導を積極的に実施しています。毎月実施する添削作文講座に加え、年1回800字~1,000字の作文を書く授業を行っています。その作文は、日本語検定委員会によって設けられた「日本語大賞」へ希望者のみ応募しています。

第11回 「日本語大賞」小学生・中学生の部 テーマは「おもしろい日本語」です。
2020年2月に発表される「日本語大賞」受賞者決定を前に、テーマに沿って書かれた湘南ゼミナールに通う小学4~6年生の生徒さんの応募作品の中から、湘南ゼミナールが独自評価した作品を「湘ゼミ大賞」として表彰しています。

本日ご紹介するのは、2019年度 湘ゼミ大賞 優秀賞を受賞された白石 梨乃さん(総合進学コースたまプラーザ校/小学5年生)の作文です。
普段から気になる言葉があれば”意味調べ”を積極的に行う梨乃さん。学校の先生の言葉がキッカケで「魔法の言葉」を手に入れたといいます。

ぜひご覧ください。

第6回 湘ゼミ大賞 優秀賞受賞作品/「走るえんぴつ!?」
湘南ゼミナールたまプラーザ校 小学5年生 白石 梨乃さん (2019年)

―――「湘ゼミ大賞/優秀賞」受賞を祝って、総合進学コースたまプラーザ校にて賞状とトロフィーで表彰しました!

写真:優秀賞を受賞した梨乃さんと総合進学コース たまプラーザ校国語講師の菊地

―――小学4年生の夏期講習から湘南ゼミナールに通う梨乃さん。小学生全学年の応募作品の中から5年生で受賞するという快挙です。そんな梨乃さんに、受賞された感想を伺いました。

~梨乃さんから喜びの声~
受賞したと聞いてとてもびっくりしました。ママが一番最初に先生から受賞の連絡を受けて、すごく喜んでくれました。
学校の先生が言った「えんぴつを走らせる」という言葉を初めて聞いたときに、すごく面白いと思って、作文の題材にしました。作文は題材が面白かったりすると、その内容も面白くなるなと思います。
学校でも月に2~3回くらいはノート1ページにたくさんの文字を書く習慣があって、学校生活の振り返りとかを自由に書いています。湘南ゼミナールの作文講座の場合は題材が決まっているので書くのには時間がかかって難しいけど、先生が評価してくれる(添削)が学校では無いからとても為になっています。(梨乃さん)

―――昨年は学校の作文コンクールでも表彰されていたという梨乃さん。それでも梨乃さん自身が難しいと感じていた湘南ゼミナールの作文講座で書いた作品が、湘ゼミ大賞を受賞したことでとても自信になった様子です。

たまプラーザ校 講師の畑澤よりコメント
梨乃さん、ご家族のみなさま、受賞おめでとうございます!
梨乃さんはとても感受性が高く、素直な生徒さんだと感じます。普段の様子を見ていても、授業や宿題の中で疑問に思ったことをよく質問にし来てくれます。そんな梨乃さんですから、きっと日頃の生活の中でも「なんでだろう?」と不思議に思ったことはすぐに質問したり調べたりして、ぐんぐん吸収していくのだと思います。そうして普段からたくさんの学びを得ているからこそ、このような表現力豊かな作品になったのではないでしょうか。

大人からすると何気ないようなことを、梨乃さんならではの感性で不思議に思ったり、素直に楽しんでいる様子がイキイキと書かれた作品です。この作文を読んだ大人は、忘れていた子供の頃の素直さにハッとするのではないでしょうか。(講師 畑澤)

―――梨乃さんは、普段から小説を読むことが大好きで、角川文庫が児童向けにつくったレーベルである角川つばさ文庫の小説「こわいもの係」がお気に入りだそう。好きなものを見つける好奇心も素晴らしい生徒さんでした。

以上、取材より。

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