湘ゼミコラム

その他

小学生が綴る言葉「あめって泣くの?」/作文 湘ゼミ大賞 最優秀作品 ~鹿島田校~

2020.01.09

湘南ゼミナールでは小学生の国語科で、身近なことを相手に伝えられる表現力や、思考力を高めることを目的として作文指導を積極的に実施しています。
毎月実施する添削作文講座に加え、年1回800字~1,000字の作文を書く授業を行っています。その作文は、日本語検定委員会によって設けられた「日本語大賞」へ希望者のみ応募しています。

第11回 「日本語大賞」小学生・中学生の部 テーマは「おもしろい日本語」です。2020年2月に発表される「日本語大賞」受賞者決定を前に、テーマに沿って書かれた湘南ゼミナールに通う小学4~6年生の応募作品中から、湘南ゼミナールが独自評価した作品を「湘ゼミ大賞」として表彰しています。

本日ご紹介するのは、2019年度 湘ゼミ大賞 最優秀賞を受賞された総合進学コース 鹿島田校に通う小学6年生の服部 花歩さんの作文です。
神奈川育ちの生徒さん自身には馴染みがないという、お友達が発した”方言”に魅了された気持ちを、季節感溢れる表現で綴った作品です。お子さま同士の会話が描かれた、なんとも可愛らしいシーンが目に浮かびます。

ぜひご覧ください。

第6回 湘ゼミ大賞 最優秀賞受賞作品/「あめって泣くの!?」
湘南ゼミナール鹿島田校 小学6年生 服部 花歩さん (2019年)

―――「湘ゼミ大賞/最優秀賞」受賞を祝って、総合進学コース 鹿島田校にて賞状とトロフィーで表彰しました!

写真:総合進学コース 鹿島田校舎長の野村、最優秀賞を受賞した花歩さん

―――最優秀賞 受賞に驚きを隠せない花歩さん。どのように作文に取り組んだのか、話を伺いました。

~花歩さんから喜びの声~
先生から家に電話があって、湘ゼミ大賞最優秀賞を受賞したと聞いて、とても驚きました。今年のテーマは「おもしろい日本語」で、先生から方言でも良いというアドバイスがあり、思いついた内容です。作文の授業で習った書き方をもとに、文章の組み立てを考えて「直喩」を使うなど、読んでいて想像ができるような表現になるように工夫しました。
最初は作文の作り方が分からなかったけど、湘南ゼミナールで材料集めとか、表現の方法を学べて上手に書けるようになったと思います。
日本語大賞には小学4年生のときから応募しているのですが、今回3回目でこのような賞をいただくことができて、頑張って毎年続けて挑戦してきてよかったです。(花歩さん)

―――花歩さんは、普段から分からないことがあれば辞書で調べる習慣があり、ご家族でも話題のニュースについて意見を交わすなど、”考える”ことを大切にしているといいます。

鹿島田校長 野村よりコメント:
花歩さんとご家族の皆さま、湘ゼミ大賞/最優秀賞受賞おめでとうございます!
第6回にして鹿島田校で初の湘ゼミ大賞受賞に、私自身とても喜んでおります!来年2月の日本語大賞の発表も、心待ちにしております。

授業中には、「題名を決めるときに必ず、自分の経験があるからその題名にしたはず。だから、その経験をしっかり書こう」というアドバイスをしました。この作文はそのアドバイスだけでなく、自分の気持ちやこれからその経験を活かしてどのようにしていきたいかなど、花歩さんにしか書けないことを全て表現してくれています。言われたことだけでなく、そこに自分の想いや意見を付け加えた花歩さんだからこそ、書けた素晴らしい作品だと思います。(校舎長 野村)

―――花歩さんは、授業中や宿題など全てにおいて真面目に取り組む生徒さんで、特に辞書を使った意味調べでは1つの意味だけでなく、全ての意味を書き出し、自分なりの例文をたくさん書き込むなど、自身から前向きに努力していたといいます。

言葉に対してアンテナを張り、好奇心をもって取り組める姿勢があってこそ生まれた素晴らしい作品です。

花歩さん、湘ゼミ大賞 最優秀賞受賞おめでとうございました!

<総合進学コース 鹿島田校>
〒212-0027 神奈川県川崎市幸区新塚越200番地 ダンロビル 2F
(電話)044-201-7191