湘ゼミコラム

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「多様なニーズを叶えるなら、個別指導が最適」学年別メリットを徹底取材!<小・中・高校生対象>

2019.12.11

学習塾を決める際、「学習塾の個別指導と集団指導・・・我が子にはどちらが合っている?」といったお悩みの方も多いのでは??

通塾時間や曜日・授業コマ数など、多様なニーズに応えられる個別指導塾をご検討中の方に向けて、湘南ゼミナールの個別指導の特徴やメリットを、個別指導コース東戸塚校の校舎長に詳しく話を聞いてみました。

家庭教師や他学習塾の個別指導とも大きく違う、ライブで「授業」を行うことで話題の個別指導とは?!

ぜひ以下より記事をご覧ください。

解き方に気付くところから学ぶ、湘ゼミ個別ならではのQE授業とは?

(以下、校舎長インタビュー)

校舎長:
個別指導コースでは、先生1人に生徒さん2人までを指導しています。他学習塾との大きな違いは、「授業型」であることです。1コマ80分授業で、1人1人専用のホワイトボードを使って授業をします。
演習し解説していくタイプの個別指導や家庭教師もありますが、個別指導コースにはライブで授業を受けていくため集中力の高い状態を維持できることに魅力を感じて通ってくださる方がとても多いです。

―――生徒さん2人で個別指導?さらには授業??となると、実際はどのように進めるのでしょうか?

2人の生徒さんが同時にスタートする場合、1人は小テストからスタートし、もう1人は授業からスタートします。10~15分ほどの授業を終えると演習に取り組んでもらい、その間にもう1人の生徒さんの授業を10~15分ほど行います。この授業~演習のサイクルを1コマの授業で各自3~4回繰り返します。生徒さんそれぞれ授業があることに加え、常に1対1での授業となるのが、湘南ゼミナールの個別指導の大きな特徴です。

写真:2つのホワイトボード付き座席の中央に講師が座ります。

―――個別指導で行っている授業は、どのような流れでしょうか?

湘南ゼミナールが長年続けているQE授業(キューイー授業 ※クイックエクササイズの略)を行っています。QE授業は、一般的な習い方とされる”教科書で公式を教えて、練習する”ものとは異なり、その公式自体に気付いてもらうために講師が発問を組み立てていきます。生徒さんに最初から公式を教えずに、自分で気付けるように導く帰納法的な指導方法により、生徒さん自身が自分で気付くことができ、深い理解に繋がります。

―――QE授業は集団授業で多数の生徒さんに向けて設問を積み重ね、授業を発展させるイメージがありますが、個別指導コースの場合は、どのように生徒さん一人ひとりに発問をフィットさせるのでしょうか?

集団授業同様に発問のベースとなるものはありますが、個別指導コースでは対応する生徒さんの習熟度・理解度に応じて発問を変えていく必要があります。テキストだけで行う指導に比べ、生徒さんの理解度に応じて授業の流れを大きくアレンジできるとも言えます。
個別指導コースの授業は対話の中で発問を繰り返すので、ライブ感があり、集中力が続きます。また、生徒さんの目を見ながら理解度を常に確認することが可能です。個別指導に通うニーズとしても悩む方が多い、分からないところを質問できないお子さまの不安を解消しやすい環境です。 さらには、授業~演習という順で学習していくので、演習の理解度に応じて80分の中でも、次の授業にすぐに活かせる為、生徒さんご自身の満足度には繋がりやすいと思います。

―――個別指導コースの学習カリキュラムはどのような流れですか?

個別指導コースでは、学校の2~3カ月分の先取り学習を行っています。これは、テスト対策期間を長く設けるためでもあります。集団形式・個別形式に関わらずテスト対策期間は2週間ほどの塾が多いですが、個別指導コースではテスト対策に1カ月と長期間設けています。
塾で学校の先取り学習を行い、学校で復習することでより定着していきます。また定期テスト1カ月前には授業を止めてテスト対策として同内容を進めるため、合計4回の演習を行うこととなり、短期間で成績向上しやすい体系となっています。
生徒さん自身に「自分もやればできるんだ!」と気づいてもらうことを大切にしたいので、まずは定期テストで結果を出すことを大切にしています。

―――学校で習っていない範囲を学ぶことは、勉強に不安があるお子さまには難しくないのでしょうか?

本来、湘南ゼミナールのQE授業というのは未習熟の分野を教えるときにこそ威力を発揮すると考えています。既知から未知へと言いますか、生徒さんたちが今知っている内容から引き出していくことで、今知らないはずの内容にまで発問で繋いでいく。その発問により、自然に考えて、考えているうちに新しい1つの原理原則に気付くというのが授業の理想形だと考えています。
「勉強に不安がある」ことや、「習っていないからできなかった」ではなく、まずは知らないことを解いていくことに対する抵抗感を無くすことができるように指導しています。生徒さんには自分が知っている知識を総合していけば必ず解けるという感覚を掴んで欲しいと思いますね。

AO・推薦など大学入試も視野に
個別指導の多様化するニーズとメリットとは?!

湘南ゼミナールで集団授業の総合進学コースと個別指導コースは同じカリキュラムで進めています。そのカリキュラムで使用する共通のテキストは、学校の教科書と比べると少し難易度が高く、公立難関高校を受験する生徒さんにもアジャストしたものとなっています。
公立高校進学を目的とする生徒さんが多い総合進学コース(集団授業)に比べ、個別指導コースの場合は、生徒さんによっては通塾目的も違えば、目標や描いているゴールも異なります。現在通っていただいている小学生のなかでも、中学受験のために小学4年生から5科目を習う生徒さんもいれば、公立中学校に進学する生徒さんも居ます。

―――志望校選択をはじめ、個別指導へのニーズは多様化しています。具体的にどのようなお子さまが通っていますか?

生徒さんの志望校においては国公立・私立問わず幅広く対応でき、何かしらの進路に特化していないというのが個別指導コースの特徴です。小・中学生では私立の方も、公立の方も通ってくれている方がいますし、大学受験はしないが学校のテストで赤点を回避したいと通う方、難関国私立高校進学に向けて苦手科目を中心に通う方など、多様なニーズに対応しています。
個別指導コースの場合、カリキュラム以上の学習にも上限を設けていないため、小学生でどれだけ先の英語を学んでもいい環境です。それを武器に、中学生で英検2級まで取ることを目的に勉強する方もいます。

最近では、その生徒さん自身が持っている能力や個性をより一層伸ばすために通わせたいという保護者様のニーズが高まっているのを感じます。

―――小学生~中学生~高校生が通う個別指導コースですが、学年別で見る個別指導を受けるメリットは何でしょうか?

小学生では、80分間集中する学習体力が身に付くのが大きなメリットです。
小学生にとっては長い80分授業を小4でも小5でも当たり前に受けることで、学習体力に差がつきます。また、小学生にしては長い時間設定が故に、進度も期待できます。小学生から個別指導コースに通っている場合には、周りに比べかなりリードした状態で中学生になれることが多いですね。

中学生では、留学やクラブ活動などを優先しても、通塾・学習時間の調整が相談次第で実現できるというのが大きなメリットです。
それこそ曜日選択で学習習慣を定着させるために週5日/毎日1科目という通い方を選ぶ方もいます。集団授業に行きたいと思っていても曜日・時間が合わないから行けないという場合においても、テキストや模試は集団授業と同じものを進められるので、安心していただけます。

高校生では、指定校推薦に対応できることです。
最近では私立大学の場合、推薦・AO入試が定員の過半数を占めると言われています。これだけ推薦・AO入試が増えている時代ですから、一般入試だけに絞ると単純に言えば定員の半数を捨てることになってしまいます。その推薦・AO入試の選択肢を残すためにも、まずは学校の評定平均を上げることが重要となってきています。それには学校のテスト対策に時間を注げることは大きな強みになると思います。なかには学校のワークを解決し、学校の点数を取りにいく対策もしています。

個別指導コースは集団授業に比べ、「みんなが頑張っているから自分も頑張る!」といったまわりの生徒さんとの競争意識や刺激を得ることは難しい為、本人の中にある内的動機付けに丁寧に向き合っています。それぞれが伸ばしたい能力の強化をはじめ、個別の目的に合わせた通塾を実現いただけたらと思います。

以上、取材より。

次回コラムでは、個別指導で気になる”先生との相性”や、”ご通塾の生徒さんのリアルな声”をご取材させていただいた内容をお届けします!ぜひご覧ください。