湘ゼミコラム

勉強法

小学生向け国語塾は効果あり?学習内容・通うべき理由・選び方を解説

小学生の子どもに国語力が上がる塾を検討している親御様の中には、

「国語だけ学習塾に通わせることはできるのかな?」

「塾の中でも国語の教え方が上手な塾ってどんなところだろう?」

「国語が苦手だけれど、塾に通わせれば克服できるの?」と考える方も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、国語の1教科だけ塾に通わせることは可能ですし、国語の教え方に定評のある学習塾はあると言えます。

また、以下のような理由があるため、国語は独学での勉強ではなく学習塾に通わせることがとても大切です。

学習塾に通わせるか迷っている間に、どんどんお子様が国語嫌いになっては元も子もありません。できれば「国語が楽しい」と思える体験をなるべく早くにさせてあげるのがおすすめです。

この記事では、小学生のお子様に国語の塾に通わせようと思っている(通わせるか迷っている)親御様に向けて、以下の情報を丁寧にお伝えしていきます。

・学習塾で教えてもらうべき詳しい理由

・小学生向けの国語の塾で教えてくれる内容(例)

・小学生向けの国語の塾の3つの選択肢(専門塾・個別指導塾・集団指導塾)

後半では、国語の成績アップを実現する塾の選び方を4ステップで解説します。せっかく塾に通わせるのなら、国語力が本気で上がる塾を選ばないと損です。

「まだ迷いはある」という方も、この記事を最後までお読みいただき、学習塾ではどのような工夫で国語力がアップするのかをイメージしてみてください。

1. 国語が苦手な小学生が学習塾で教えてもらうべき理由

国語が苦手な小学生や、国語力をさらにアップさせたい小学生は、独学で勉強するよりも学習塾で教えてもらう方がおすすめです。

その理由としては、以下があります。

国語が苦手な小学生が学習塾で教えてもらうべき理由・国語は他教科と違い「独学での学習が難しい」から・国語が苦手な理由が判明しにくいから・他の教科でも読解力は基礎となる重要なものだから

学習塾に通わせたい気持ちはありつつも「独学でもいいのかな?」と迷っている親御様はぜひ参考になさってみてください。

1-1. 国語は他教科と違い「独学での学習が難しい」から

国語は「独学での勉強では習得が難しい」と言われており、勉強のプロである学習塾に通うことが、国語力をアップさせるベストな選択肢となることが多い理由です。

なぜ独学での習得が難しいかというと、読解力はもちろん、漢字や言葉の知識、問題文の意図を汲み取る力、自分の考えを表現する力など、総合的な基礎力が必要となるからです。

単に用語や公式を覚えるだけの教科であれば、独学や家庭内での学習でも、反復して繰り返して覚えれば解けるようになるでしょう。しかしながら、国語の場合、何度も解けば解けるようになる訳では無いことが多いのです。

文章の成り立ちや読解力などは、独学で学んだり家庭内で教えたりしても、なかなか習得が難しい部分です。例えば、「てにをは」の違いがわからない子どもに、その違いを理解させるのはとてもハードルが高いですよね。

このような難しさがあるため、国語力をアップさせるには、習得法を熟知した学習塾や講師に教えてもらうのが最も効率的といえます。

1-2. 国語が苦手な理由が判明しにくいから

1-1とも関連しますが、国語が苦手な小学生のお子様がいた場合に、「どこが苦手なのかがわかりにくい」点も、学習塾をおすすめする理由の一つです。

例えば、小学生のお子様が国語の読解力を問うテストでわからない問題があったとします。その時に、「どこがわからないのか」が判明しにくい問題点があります。

そもそも、例文の意味がわからないのか、問題文の意味を捉えられていないのか、何を答えればいいかがわからないのか、熟語や漢字を理解していないのかが判別しにくいのです。

多くの国語苦手な小学生を指導してきた学習塾ならば、子どもそれぞれの苦手なポイントを見極めて、改善して理解できるよう導いてくれるはずです。

1-3. 他の教科でも読解力は基礎となる重要なものだから

国語が苦手な小学生が塾に通うべき理由の3つ目として、「他の教科においても読解力は重要だから」という点も述べておきましょう。

正しい読解力を身に付けずに放置してしまうと、国語だけでなく他の教科も苦手になってしまう危険性があります。それを避けるには、早い段階でしっかりとした国語力を身に付けておくことはとても大切です。

昨今「日本語が読めない日本人が増えている」と聞いたことがある方も多いかも知れません。書籍「AI vs.教科書が読めない子どもたち」(新井紀子・著)の中で、「今の中高生の3分の1は簡単な文章が読めない」という調査結果が明らかになっています。

一方で、最近の入学試験の傾向としては、横断した知識を求められる問題が増えている現状があります。暗記すれば解ける問題が減り、問題文を正しく読み解く力が求められる問題が増えています。読解力はもちろん、語彙力や表現力も問われます。

算数(数学)や社会、理科などあらゆる教科において、問題文そのものの読解力が重要となる問題が増えているのです。また、大学入試共通テストの社会では、長い文章歴史の史料や思想家の著作などを長く引用して、正しく読み取って答える形式の問題も増えています。

このように、国語力をないがしろにしていると他の教科も芋づる式に苦手になってしまう危険性があります。そのため、できるだけ早い段階から国語力を効率的に学び、アップさせておく必要があります。

小学生が塾で国語を学んで苦手を克服した事例(湘南ゼミナールでの例)湘南ゼミナールの小学生向けの国語の授業では、毎月作文・記述練習の授業を行っています。添削だけではなく、授業とセットで行っているのが湘南ゼミナールの作文講座の大きな特徴です。
小学校低学年でも、国語科講師から学べば大半の作文形式を書き上げられるようになります。湘南ゼミナールの国語科講師が小学2年生の児童さんに書き方を教えたところ、学校で課されている日記を物凄い速度で書き上げられるようになり、勢い余って明日の日記まで書いてしまったというエピソードがあるほどです。
小学生から湘南ゼミナールに通っている児童さんは、高校受験の頃には鍛えに鍛えられており、400字程度の作文であればサッと書き上げてしまうほど作文・記述問題が得意になります。

2. 小学生向けの国語の塾で教えてくれる内容(例)

国語が苦手な小学生に学習塾がおすすめであることがわかったところで、ここからは具体的に「塾ではどんなことを教えてくれるのか?」という部分を見ていきましょう。

もちろん、塾によっても異なりますが、小学生の学年ごとにどのようなことを学ぶかは、以下のようになっていることが多いでしょう。

【小学生向けの国語の塾で学べる内容(例)】

学年内容
小学1・2年生・読み書きの基礎を楽しく学ぶ・読書習慣を身に付けるなど
小学3・4年生・文章の目的や主張を読み取る力を育む・漢字や熟語などを勉強して語彙力を増やす
小学5・6年生・対義語や類義語などを学び、より論理的な表現を学ぶ・自分の考えを表現できる説得力のある文章の書き方を学ぶ・より難しい漢字や慣用句などを学ぶ・中学受験に向けた対策も行う

以下では、私たち湘南ゼミナールの授業内容も交えながら、学年ごとの詳しい学習内容について解説していきます。

2-1.【小学1・2年生】国語力の土台を楽しく身に付ける

小学生の低学年の頃には、子どもの楽しい気持ちを刺激するような授業で、読み書きや考える力、コミュニケーション能力などを含めた「国語力」を育んでいくことが大切です。

例えば、湘南ゼミナールの「グリムスクール(小2・小3対象)」では、グループ学習でお子様が楽しんで参加できるよう工夫を凝らした教材を用いて授業を行っています。

学年内容
小学1・2年生・読み書きの基礎を楽しく学ぶ・読書習慣を身に付けるなど

【授業の例】

ものしりカルタ課題本に出てくる「熟語」とその「意味」が書かれたシートをお子様に渡して、ご家庭で事前に覚えてきます。授業では、覚えてきた熟語をカードにしたものを広げ、講師が熟語の意味を読み上げ、その意味を表す熟語をカルタ形式でお友達と取り合います。
パネルランニング課題本に関するクイズを元に、チーム戦で競い合う人気No.1の作戦です。お子様たちは「登場人物」「ことわざ」「四字熟語」などのテーマから好きなテーマを1つ選び、講師がクイズを出題。その解答をチームで考え競います。お友達と協力することで、協調性を育みながら、チーム戦で勝ちたいという思いで繰り返し本を読みこむようになるため、深い読みもできるようになります。
なりきり日記家で読んできた課題本の中から、自分で選んだ「ある登場人物」になりきって、その「気持ち」とその気持ちになった「理由」をシートに書きます。お子様はお友達同士で「どの登場人物」になりきったのかを推理し合います。
ご家庭での読書習慣が身に付く「よむよむ道場」ご家庭での「読書習慣づくり」もサポート。ご家庭で課題本以外の本を読み、「よむよむ道場シート」と呼ばれる感想文を書くと、ご家庭で読まれた本の冊数に応じて「昇級・段位認定」を行います。

本を読んだり文字を書いたりするのがキライなお子様でも、友達と一緒に楽しいレッスンを進めるうちに、中身の濃い読書ができるようになります。

2-2.【小学3・4年生】文章の目的や主張を読み取る力を育む

小学3・4年生では、文章の目的や主張(メッセージ)を深く読み取る力を育んでいきます。それにプラスして、漢字や熟語などを勉強して語彙力を増やしていきます。

学年内容
小学3・4年生・文章の目的や主張を読み取る力を育む・漢字や熟語などを勉強して語彙力を増やす

湘南ゼミナールの「ずかいde国語(小4対象)」では、芥川龍之介や太宰治などの名作を通して、文章が持つメッセージ(主題)を深く読み取る練習をします。本の読み方や想像の膨らませ方を体系的に学ぶことで、今よりも深く本を読む力を身に付け、読書の楽しさを実感いただける授業になっています。

豊富なイラストや写真を活用してお子様の好奇心に働きかけることで、本のテーマやメッセージを読み取るのが苦手なお子様でも、深く読み解けるようになります。

2-3.【小学5・6年生】受験に必要な高度な読解力・表現力を学ぶ

小学生の高学年では、受験にも必要となる、より高度な読解力や表現力を学んでいきます。具体的には、以下のような内容を習得していきます。

学年内容
小学5・6年生・対義語や類義語などを学び、より論理的な表現を学ぶ・自分の考えを表現できる説得力のある文章の書き方を学ぶ・より難しい漢字や慣用句などを学ぶ・中学受験や、高校・大学受験に向けた対策も行う

簡単な文章しか作れなかったお子様が、さまざまな表現や慣用句などを覚えて、より論理的かつ説得力のある文章を書けるようになります。

中学受験はせず公立中学校に進学するという場合でも、その後の高校受験に向けて、高内申を取るための土台を作っていきます。中学生になってから塾に通うお子様に比べて、小学生から通塾する児童さんは内申5や4といった高内申を取る割合が非常に高くなっています。

さらに、公立中高一貫校を受験するお子様には、志望校別の対策も行っています。

中学受験をするお子様もしないお子様も、小学生のうちに「高い国語力」を身に付けることで、他科目や今後の受験において大きなアドバンテージとなります。

3. 小学生向けの国語の塾には3つの選択肢がある

小学生を国語の塾に通わせたい場合には、以下の3つの選択肢があります。

小学生向け国語塾の3つの選択肢
(1)国語にだけ特化した「国語専門学習塾」
(2)自由に学習教科を選べる「個別指導塾」
(3)カリキュラムがしっかりしている「集団指導塾」

それぞれメリット・デメリットがあり、お子様の特性によっても異なるため、まずは「どの形式が自分の子どもに合いそうか」をイメージしてみると良いでしょう。

3-1.(1)国語にだけ特化した「国語専門学習塾」

「学習塾」といえばいろいろな教科を学べる学習塾を想像する方が多いかも知れませんが、中には国語にだけ特化した「国語専門学習塾」があります。

「国語専門学習塾」のメリットは、国語に特化しているだけあって、国語力アップのための指導力が高い点にあります。元々国語教員だった方や国語を専門に教えていた予備校講師などが塾を開業して教えているケースが多いです。

「国語が苦手」「読解力がない」という児童さんたちを今まで多く指導してきた経験があるため、一人ひとりのウィークポイントを的確に見出して克服計画を作ってくれるメリットがあります。

デメリットとしては、こうした学習塾は絶対数が多くないため、近くに無い可能性があるという点です。また、国語以外の教科も学びたい場合には、別の塾にも通わなければならない点もデメリットといえるでしょう。

「国語だけを教えてもらいたい」「とにかく国語力をアップさせたい」という場合には、こうした専門塾がおすすめです。

3-2.(2)自由に学習教科を選べる「個別指導塾」

国語だけ専門に学びたい場合の選択肢として、自由に学習教科を選べる「個別指導塾」を選ぶ方法もあります。

個別指導塾は、一斉に授業するスタイルではなく受講生1〜3人程度に対して講師が付くため、自分のペースでその時に教えてもらいたいことを教えてもらうことが可能です。もちろん「他の教科は良いから国語だけ教えてほしい」ということも可能となります。

メリットは、お子様のペースに合わせてじっくり教えてくれる点にあり、国語が大の苦手という方にも向いています。

デメリットとしては、必ずしも国語の教え方が上手い講師に教えてもらえない可能性があることです。講師を選べるのかや国語の指導に長けた講師がいるのか事前に確認しておくことをおすすめします。

3-3.(3)カリキュラムがしっかりしている「集団指導塾」

小学生向けの国語の塾として、最後の選択肢になるのは「集団指導塾」です。

集団指導塾とは、個別指導の逆で、1人の講師に対してまとまった人数の児童さんが集まって、授業スタイルで学習するタイプの塾を言います。

ここまで解説したように、国語力を上げるには「個別に合わせた指導が大切」となるため、一見すると「集団指導は向いていないのではないか」と思われがちです。しかしながら、小学生低学年のうちから、「仲間と楽しみながら国語力を身に付ける」にフォーカスすると、逆に集団指導塾の良さがあると言えます。

例えば、湘南ゼミナールの「グリムスクール(小2・小3対象)」のように、「ものしりカルタ」や「パネルランニング」というクイズ形式のゲームなどを通じて、楽しくワイワイ国語力を伸ばしていくことができます。

集団指導塾で国語を学ぶメリットとしては、仲間と楽しく切磋琢磨しながらコミュニケーション能力も伸ばしていける点です。

デメリットとしては、集団では萎縮してしまうなど、個人で進めていくのが得意なタイプのお子様には合わない可能性がある点があります。

4. 国語の成績を伸ばしたい小学生の塾の選び方ステップ

3章で解説した「小学生向けの国語の塾の3つの選択肢」を踏まえた上で、ここからは、お子様に通わせる塾を決めるまでの4ステップを具体的に解説していきます。

4-1.(1)地域の学習塾をリストアップする

まずは塾の形態(専門塾・個別・集団など)を問わずに、通えそうな範囲にある地域の学習塾をリストアップしてみましょう。

具体的には、「地域名+小学生+塾」などのキーワードで検索してみて、地図などを確認しながらリストアップするのが良いでしょう。この時に、学習塾の特徴や料金もわかればメモしておくと後々に検討しやすくなるのでおすすめです。

なお、塾によっては、4年生からしか国語の授業を選べなかったり、1教科だけでは通えなかったりするケースもあるので、どのように通えるかしっかり確認しましょう。

4-2.(2)国語力が伸びそうな学習塾に絞る

お住まいの地域によって学習塾の数が異なるため、4−1でピックアップした学習塾の数にもかなり差が生まれることが予想されます。

もしも、選択肢がたくさんある場合には、4−1でピックアップした中から「国語力が伸びそうな学習塾」に絞る作業が必要となります。

国語力が伸びそうな学習塾を絞るためには、公式サイトなどを確認して、以下を調べてみましょう。

国語力が伸びそうな学習塾の判断ポイント
・国語の授業でどのような学習をするのかが掲載されている
・国語のカリキュラムがしっかりしている
・国語指導に長けた指導者がいるなど

また、もしも、国語の中でも伸ばしたい力が明確になっている場合には、その能力を伸ばせる塾かどうかを確認するのもおすすめです。表現力(書く力)を伸ばしたいのであれば作文に力を入れている塾、読解力を養いたいのであれば、読解や読書の授業に力を入れている塾を選びましょう。

4-3.(3)子どもと合う学習塾はどこかを検討する

通えそうな塾のリストの中から「国語力が伸びそうな塾」まで絞り込めたら、後は「子どもと合う学習塾はどこか」を検討するステップです。

3. 小学生向けの国語の塾には3つの選択肢がある」でも解説した通り、「国語だけに特化した塾」と「他の教科の指導も受けられる塾」ではメリット・デメリットが異なりますし、個別指導と集団指導でもだいぶ学習塾の雰囲気は変わってきます。

自分の子どもの場合はどちらを選んだ方が国語力アップに繋がりそうかを、以下の表も参考に検討してみましょう。

【お子様に合う国語の塾の選び方】

国語だけでなく他の教科も学ばせたい国語特化ではない学習塾がおすすめ
小学校の定期テスト対策をしたい地域の情報に詳しい学習塾がおすすめ
国語の受験対策をしたい難関校なら学校ごとの対策が受けられる学習塾がおすすめ
勉強が苦手で授業についていけるか不安楽しく学べる集団指導塾または自分のペースで進められる個別指導塾がおすすめ
とにかく楽しく国語を学んでほしい友達と一緒に学べる集団指導塾がおすすめ
集団指導と個別指導で迷っている集団授業も個別指導も両方ある総合塾がおすすめ

上記を参考にお子様に合いそうな国語の学習塾を絞り込めたら、次のステップに進みましょう。

4-4.(4)体験授業・見学で相性を確かめる

お子様に合いそうな国語の塾を見つけたら、入塾を決める前に必ず体験授業や見学を行って、本人の意見も聞きながら相性を確かめましょう。

学習塾の公式サイトや資料を見て「良さそう」と思っても、実際に授業を受けてみたら「イメージが違った」ということは起こりがちです。

体験授業や見学を入塾前に行うことで、校舎や教室の雰囲気がわかるだけでなく、講師との相性や通っている他の児童さんと合いそうか、サポート体制はどうかなど、さまざまなポイントを判断できるはずです。自習室がある場合には、自習室も見学しましょう。

入塾を決めてからミスマッチに気づくのを避けるためにも、必ず体験授業を受けてみることをおすすめします。

なお、湘南ゼミナールなら、はじめて湘南ゼミナールの体験授業をお受けいただくお子様は、1ヵ月の授業を「無料」にてご受講いただけます(一部コースを除く)。厳しい基準をクリアした講師が教える「親しみやすく楽しい授業」をぜひ体験してみてください。

湘南ゼミナールなら「1ヵ月無料体験」ができる!

5. 小学生で培った国語力はトップ校合格の土台となる

この記事では、小学生が国語力を伸ばす時の学習塾の選び方などを解説してきました。最後に、小学生のうちから国語力をしっかり付けることが、高校受験でトップ校に合格するためにもとても重要であることを解説していきます。

この記事をお読みの方の中には、中学受験をする予定の方もしない予定の方もいらっしゃるでしょう。中学受験の予定がない場合、「本格的に学習塾に通うのは中学生になってからでいいかな」と考えるかもしれません。

しかしながら、年々難化している公立高校トップ校に合格するには、やはり小学生からの通塾がおすすめです。以下のように、小学生から通塾している児童さんの方が、中学生から通塾している生徒さんと比べて「高内申」を得ている結果が出ています。

特に国語力は、国語だけでなく全教科の基礎となる読解力を養うために非常に重要な教科です。多彩な語彙や表現、文章構造を読み取る力が無ければ、難問を落としてしまう原因になりかねません。

「まだ受験は先」という場合も、将来の受験勉強をスムーズに進めるためにも、できるだけ早い段階から国語力を身に付けることを検討してみることをおすすめします。

まとめ

本記事では「小学生が通う国語の学習塾」について、さまざまな情報を解説してきました。最後に、要点を簡単にまとめておきます。

▼国語が苦手な小学生が学習塾で教えてもらうべき理由

・国語は他教科と違い「独学での学習が難しい」から
・国語が苦手な理由が判明しにくいから
・他の教科でも読解力は基礎となる重要なものだから

小学生向けの国語の塾で教えてくれる内容(例)

・【小学1・2年生】国語力の土台を楽しく身に付ける
・【小学3・4年生】文章の目的や主張を読み取る力を育む
・【小学5・6年生】受験に必要な高度な読解力・表現力を学ぶ

小学生向けの国語の塾には3つの選択肢がある

(1)国語にだけ特化した「国語専門学習塾」
(2)自由に学習教科を選べる「個別指導塾」
(3)カリキュラムがしっかりしている「集団指導塾」

国語の成績を伸ばしたい小学生の塾の選び方ステップ

(1)地域の学習塾をリストアップする
(2)国語力が伸びそうな学習塾に絞る
(3)子どもと合う学習塾はどこかを検討する
(4)体験授業・見学で相性を確かめる

国語力(特に読解力)は、全ての教科の学習において基礎になる非常に重要な能力となります。ぜひお子様に合う学習塾を見つけて、伸ばしていくことをおすすめします。