湘ゼミコラム

高校受験・入試

部活は内申点にほぼ影響なし!安心して受験するためにすべきこと

「高校受験を控えているけど、部活って内申点に影響するの?」

「部活を辞めたいけど、内申点が悪くならないか心配……」

中学2年生や3年生で高校受験を意識し始めた人の中には、上記のように、部活と内申点の関係について気になっている人もいるでしょう。

結論から言うと、部活が内申点に与える影響はほとんどありません。

影響があるのは「一部の地域、県大会以上などの好成績を残している場合」のみです。

たとえば、大阪の公立高校を受験する場合、部活が高校の合格に影響する割合は0%です。

【高校合格に影響する要素と割合の例】


当日の学力テストが合格に影響する割合
内申書が合格に影響する割合
中学3年間の学習評価部活
50%50%  0%

※地域や高校によって各割合は変わります

参考:大阪府公立高等学校入学者選抜の方法 | 大阪府

部活に力を入れている人は、残念に感じるかもしれません。また、逆にそこまで部活を本気で取り組んでない人は、安心したかもしれません。

しかし、部活が内申点にほとんど影響しないということは、「学校生活において主に勉強を頑張らないと内申点は上がらない」ということです。

部活よりも、「授業・定期テスト」を頑張ることが大事!!

また、各高校には合格に必要な入試の点数だけでなく、内申点のボーダーラインもある程度決まっています。受験勉強だけを頑張っても内申点が低ければ、最悪、不合格になることもあるでしょう。

そこで、この記事では、

・部活が内申点に与える影響が少ないと言える選抜基準の例
・帰宅部や途中で部活を退部しても内申は悪くならない理由
・「県大会以上の出場実績」が内申点に加点される地域の例
・内申点を上げるには「部活以外」を頑張るべき理由
・内申点上げるために頑張るべき4つのポイント

について、徹底的に解説していきます。

部活と内申点の関係がわかるだけでなく、内申点を上げるために明日から始められる具体的な方法もわかります。

部活が内申点にほとんど響かないことを理解し、モヤモヤした気持ちや不安な気持ちを解消するためにも、ぜひ最後まで目を通してください。

1. 部活が内申点に与える影響は少ない

公立高校の受験において、部活が内申点に与える影響はほとんどありません。

そもそも、部活に入っているだけで内申点が加算されたり、内申書に良く書かれたりといったことは一切ないでしょう。

たとえば、以下は大阪府公立高校の選抜基準ですが、内申書に影響するのは9教科の学習記録のみです。

【大阪府公立高校の選抜基準】

選抜基準配点合計点数
受験当日の入試の点数・国語:90点
・社会:90点
・数学:90点
・理科:90点
・英語:90点
450点
内申書の点数・国語:50点
・社会:50点
・数学:50点
・理科:50点
・音楽:50点
・美術:50点
・保健/体育:50点
・技術/家庭:50点
・英語:50点
450点

参考:大阪府公立高等学校入学者選抜の方法 | 大阪府

内申書の「活動/行動の記録」といった項目には、総合的な学習の時間や部活動における様子を担任の先生が記載しますが、あくまで優先されるのは当日の入試の点数と日々の9教科の学習記録です。

総合点の高い順から合格となり、合格が決まっていない者の中から誰を合格させるか決める際に、初めて調査書の「活動/行動の記録」の記載内容が参考資料として確認されます。

そのほか、一部の地域においては、部活で好成績を残した場合のみ内申点に加算されるケースがありますが、高校受験に影響する割合はかなり少ないと言えます。

たとえば、以下は、埼玉県立大宮高校の選抜基準です。

①受験当日の入試の点数:500点
②内申書の点数
・学校生活3年間における学習記録の得点:180点
・部活動や生徒会活動における記録の得点:90点
・総合的な学習時間の記録や資格取得における得点:90点

参考:入学者選抜基準(大宮高校)| 入試情報 | 埼玉県立大宮高等学校

合計860点中90点が部活動と生徒会活動に関わる点数ですが、県大会以上の出場実績がないと加算されず、当然、満点をもらえるケースはほとんどないでしょう。

このように、公立高校の受験において、部活が内申点に与える影響は少ないでしょう。

2. 帰宅部や途中で部活を退部しても内申は悪くならない

もし部活に入部していなかったり、部活を途中で辞めたりしても、内申点が悪くなることはないので安心してください。

前章の「1. 部活が内申点に与える影響は少ない」でも説明した通り、部活が内申点に響くことはほとんどないでしょう。

一部の地域では、部活動で好成績を残した場合のみ内申点に加算されるケースがありますが、部活に入っていなかったり、途中で辞めたりしたからといって、内申書に悪く書かれることは一切ありません。

そもそも、ほとんどの地域において、内申点に影響するのは日々の学習成績や授業態度といった学力に関する項目のみです。

そのため、以下のような場合はムリに部活に入ったり、部活に居続けたりする必要はありません。

「入りたいと思える部活がない」
「習い事の時間と被るので部活に入れない」
「家庭の事情で部活を辞めなければならない」
「部活に入ってみたけど自分に合わないので辞めたい」
「勉強に集中したいので退部したい」

帰宅部であったり、部活を途中で辞めたりしても、高校受験には響かないので安心しましょう。

3.【例外】都道府県によっては「県大会以上の出場実績」が内申点に加点される

部活が内申点に与える影響は大きくありませんが、都道府県によっては県大会以上の出場実績が内申点に加点されるケースもあります。

そこで、本章では県大会以上の出場実績が内申点に影響する都道府県のうち、千葉県、埼玉県、群馬県の3つの都道府県をピックアップして、内申書における部活の評価について紹介します。

自身の志望校が部活を評価するのか気になる場合は、志望校の公式サイトや各都道府県の公式サイトの入試選抜基準について書かれたページを確認してください。

3-1. 千葉県の内申書における部活の扱い

千葉県の公立高校を受験する場合、部活で好成績を残した場合のみ内申書に記載され、受験者を合格させるか総合的に判断する際の参考となります。

たとえば、以下は千葉県の公立高校を受験する際に、部活動について内申書(調査書)に記載されるケースの例です。

部活動について内申書に記載されるケースの例(全日制/普通科)

高校名部活動について内申書に記載されるケース
千葉県立船橋高等学校・県大会を経て関東大会以上に出場した場合・個人で県1位の成績をあげた場合
千葉県立松戸国際高等学校部活動に積極的に取り組んだ場合(詳細不明)
千葉県立船橋啓明高等学校県大会出場などの実績がある場合

参考:
令和6年度 一般入学者選抜の選抜・評価方法 | 千葉県立船橋高等学校
令和6年度 一般入学者選抜の選抜・評価方法 | 千葉県立松戸国際高等学校
令和6年度 一般入学者選抜の選抜・評価方法 | 千葉県立船橋啓明高等学校

上記の表を見てみると、千葉県立松戸国際高等学校は内申書に記載されるケースが明確ではありませんが、他2つの高校は県大会以上の出場実績がある場合のみ、内申点に影響することがわかります。

ただし、あくまで部活動の実績は、受験者を合格させるか総合的に判断する際の参考です。内申書で重要なのは各教科の学習に対する評価であるといった点は、念頭に置いておきましょう。

3-2. 埼玉県の内申書における部活の扱い

埼玉県の公立高校を受験する場合、部活動で顕著な成績を残している場合は、内申点に加算されます。

たとえば、以下は埼玉県の公立高校を受験する際に、部活動に関して内申点に加算されるケースの例です。

部活動に関して内申点に加算されるケースの例(全日制/普通科)

高校名部活動に関して内申点に加算されるケース
埼玉県立大宮高等学校・全国大会などへ出場もしくは出展した場合
・関東大会などへ出場もしくは出展した場合
・県大会などへ出場もしくは出展した場合など
埼玉県立浦和西高等学校・部長を務めた場合
・運動部:全国大会、関東大会、県大会出場実績がある場合など
・文化部:全国大会、関東大会県大会(ただし、地区大会等を経たもの)への出場もしくは出展実績がある場合
埼玉県立上尾高等学校・県選抜選手や部長の場合
・運動部:全国大会、関東大会、県大会、郡市大会に出場した場合
・文化部:全国大会、関東大会、県大会、郡市大会に出場もしくは出展した場合
※主催団体、予選の有無、大会規模など考慮

参考:
埼玉県立大宮高等学校 | 令和6年度入学者選抜 | 埼玉県
埼玉県立浦和西高等学校 | 令和6年度入学者選抜 | 埼玉県
埼玉県立上尾高等学校 | 令和6年度入学者選抜 | 埼玉県

上記の表を見てみると、文化部・運動部を問わず、市大会や県大会以上に出場または出展実績がある場合は内申点に加算されることがわかります。

また、高校によっては部長を務めた場合や、県選抜選手などに選ばれた場合も内申点に加算されるようです。このように、埼玉県の公立高校では部活動で顕著な成績を残した場合に内申点が有利になります。

3-3. 群馬県の内申書における部活の扱い

群馬県の公立高校を受験する場合、部活動で好成績を残している、かつ、高校入学後も部活動に熱心に取り組む姿勢がある場合のみ、評価の対象となるケースがあります。

以下に、群馬県の公立高校を受験する際に、内申書で部活動について評価されるケースの例を表でまとめているので、見てみましょう。

【内申書で部活動について評価されるケースの例(全日制/普通科)】

高校名評価の対象内申書で部活動について評価されるケース
群馬県立前橋高等学校





中学校3年間部活動を継続し、高校入学後も部活動に取り組む意志を強く認められる者
・全国大会1位~8位、全国大会出場または出展
・関東大会1位~8位、関東大会出場または出展
・県大会1位~8位(個人種目では1位~16 位)、県大会出場など
・県選抜選手、市郡選抜選手など
※大会実績については時期、主催団体、予選の有無、規模等を考慮
群馬県立桐生高等学校・県大会出場以上
・県選抜選手、市郡選抜選手など
※時期や主催団体、予選の有無、規模等を考慮

参考:
令和6年度 群馬県立前橋高等学校 入学者選抜 | 群馬県立前橋高等学校
令和6年度 群馬県立桐生高等学校(全日制課程) 選抜方法ごとの選抜資料の配点及び評価方法 | 群馬県立桐生高等学校

上記の表を見てみると、大会実績の有無だけでなく、どちらの高校も原則として、高校でも部活動を継続する意思がある中学生が評価の対象であることがわかります。

また、両校ともクラブチームに所属している場合も部活動の評価方法に準じて評価されるようです。高校によって部活動に対する評価方法は異なるので、志望校の公式サイトから必ず確認しましょう。

もし学力にはあまり自信がないけれども、部活で大会実績をいくつも残していたり、強豪校にスカウトされたりといった場合は、スポーツ推薦で高校を受験するといった手段もあります。

中学校の校長先生に推薦してもらう必要があるほか、高校によっては都道府県大会で8位以内に入賞しているなど細かな出願条件はありますが、学力検査を受ける必要はありません。

気になる場合は、高校にスポーツ推薦枠があるか調べてみることをおすすめします。

4. 内申点を上げて合格するには「部活以外」を頑張るべき

ここまで読み進めた人の中には、「部活をただ頑張っても内申書が有利になることはないのか」「部活で良い成績を残しても、内申点に加算される地域は限られているのか」と落胆している人もいるかと思います。

もし内申点を上げたい場合は、部活以外を頑張るべきでしょう。というのも、ほとんどの公立高校において、内申書で評価される項目は日々の学習の記録だからです。

例として、千葉県立船橋啓明高等学校の調査書における評価項目を見てみましょう。

【千葉県立船橋啓明高等学校の調査書における評価項目一覧】

評価項目配点(295点満点)
教科の学習の記録270点満点
出欠の記録
行動の記録
特別活動の記録、部活動の記録及び特記事項25点満点
総合所見

参考:令和6年度 一般入学者選抜の選抜・評価方法 | 千葉県立船橋啓明高等学校

上記の表を見てみると、5つの評価項目の内、内申点に加算されるのは「教科の学習の記録」と「特別活動の記録、部活動の記録及び特記事項」の2つですが、295点満点中、約9割の点数を占めるのが「教科の学習の記録」であることがわかります。

千葉県立船橋啓明高等学校のように、部活動の実績を内申点に考慮する高校でも、内申書で配点が大きいのは「教科の学習の記録」というわけです。

よって、内申点を上げたいのであれば、部活以外の分野で頑張る方が効率的と言えるでしょう。

5. 内申点を上げるために今すぐとるべき5つのアクション

内申点を上げるためには部活以外を頑張った方が良いことを説明しましたが、具体的にどのように頑張れば良いかわからない人もいるでしょう。

そこで、本章では、内申点を上げるために今すぐ始められる5つのアクションを紹介します。

【定期テスト】まず、プラス10~20点を目指す
【小テスト】毎回満点を取る
【提出物】2日前には終わらせておく
【授業】まずは、1日1回授業中に手を挙げる
【自習】家で授業の復習や予習をする

以下で1つずつ解説していくので、ぜひ内申点を上げるための行動として参考にしてください。

5-1.【定期テスト】まず、プラス10~20点を目指す

内申点を上げるために、まずは、定期テストでプラス10~20点を目指しましょう。定期テストの結果は内申点に一番影響しやすいからです。

とは言え、いきなり満点を目指すのは現実的ではありません。プラス10~20点であれば、1問5点の場合、2~4問正解すれば取れる点数のため、現実的に目指せるかと思います。

中には、「5教科の定期テストだけ頑張れば良いでしょ」と考えている人もいると思いますが、内申書では5教科だけ配点が高いわけではなく、副教科を含む9教科の配点は同じです。

特に、副教科は出題範囲が狭いケースが多く、高得点を狙いやすいです。そのため、定期テストでは、まず、5教科でプラス10点、4つの副教科でプラス20点を目指してみることをおすすめします。

5-2.【小テスト】毎回満点を取る

小テストで毎回満点を取ることも、内申点を上げるために重要なポイントと言えるでしょう。

定期テストの結果が内申点に響くと考える人がほとんどかと思いますが、文部科学省の「学習評価の在り方について」によると、日々の学習は「知識・理解」「技能」「思考・判断・表現」「関心・意欲・態度」といった4つの観点によって、評価されます。

小テストは上記4つの観点で評価しやすいモノサシの1つであり、良い点数を取ることは好評価につながるでしょう。

今まで、「小テストだし、わかるところだけ答えればいいでしょ」「定期テストの点数が良ければ内申点も良いはず」と考えて、小テストにそこまで注力していなかった人も多いかと思います。

内申点を上げるためにも、小テストでは毎回満点を取れるように頑張りましょう。

5-3.【提出物】2日前には終わらせておく

内申点を上げるためには、提出物を2日前には終わらせておきましょう。宿題やレポートといった提出物が期限内に出されているかは、内申点に影響するからです。

授業中に仕上げて出す提出物はほとんどの人が出しますが、家に持ち帰って仕上げる提出物の場合だと、面倒で後回しにしてしまう人が多いかと思います。

たとえば、今まで「期限内に出している人が少ないから、自分も後で出せばいいや」「提出物を出しているときもあれば、出さないときもある」といった人は、余裕を持って2日前までには終わらせておくと良いでしょう。

期限ギリギリになって始めると、内容が難しくて途中で諦めてしまったり、雑な仕上がりになってしまったりするケースも考えられます。

そのため、提出物がある場合は、必ず2日前に終わらせて、忘れずに提出しましょう。

5-4.【授業】まずは、1日1回授業中に手を挙げる

内申点を上げるために、まずは、1日1回授業中に手を挙げるようにしましょう。

授業を真剣に聴いている態度を見せることも重要ですが、先生側から見てわかりやすく評価しやすいのは、よく手を挙げて発言している生徒さんだからです。

たとえば、今まで「発言して間違っていたら恥ずかしい」といった理由で、あまり挙手してこなかった人もいるかと思います。

上記のような場合は学習内容を先に予習したり、周りのクラスメイトと答え合わせをしたりした上で挙手すると、正解する確率が上がるでしょう。

授業に積極的に参加していることをアピールして、内申点を上げるためにも、まずは、1日1回授業中に手を挙げることをおすすめします。

※注意
以下のような場合、内申点が良くなるどころか、高校受験の際に合格させるか審議の対象となる可能性が高いため、気を付けましょう。
・3年間で30日以上学校を休んでいるなど欠席が多い
・授業中に居眠りしている、私語が多いなど授業態度が悪い
・指導を受けるような校則違反が頻繁に見受けられる

5-5.【自習】家で授業の復習や予習をする

家で授業の復習や予習をすることも、結果的に内申点を上げることにつながるでしょう。

たとえば、復習をすることでより理解が深まり、小テストや定期テストで良い点数を取れる可能性が高くなります。

また、事前に予習しておけば、授業中に積極的に挙手しやすくなるでしょう。前述した通り、小テストや定期テストで良い点を取るほか、授業中に手を挙げることは、内申点を挙げることにつながります。

このように、内申点を上げるためには、家での復習や予習も重要と言えます。

高校に合格するためには、早い段階から机に向かう習慣を身に付けることも重要です。しかし、現在、机に向かう習慣があまりないと、いきなり習慣付けることは難しいでしょう。

そんな場合は、以下の方法を試してみてください。

・まずは、「1日10分だけ英単語を暗記する」など小さな目標から初めてみる
・「お風呂に入る前の20分で計算問題を10問解く」などスケジュールを具体的に決めておく
・塾に通って同じ目標を持つ友達と一緒に頑張る

ぜひ、上記の方法を試して、まずは、机に向かう習慣を身に付けましょう。

それでも「どうしても机に向かえない!」という場合、早めに学習塾に行くのがおすすめです。
高校受験を成功させるために、学習習慣はなくてはならないものですが、すぐに身に付くものではありません。

湘南ゼミナールは、学習習慣が身に付くよう、全力でサポートします。
中学2年生以上なら入試対策も始めたほうがいい

これまでお伝えしてきたように、高校合格には内申点だけでなく、入試テストの点数も大きく影響します。中学2年生以上であれば、内申点アップとあわせて、入試にむけた勉強を始めるのが安心です。

入試対策を含めた高校受験のための勉強法について、こちらの記事で詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

KW:高校受験 勉強法

6. まとめ

公立高校の受験において、部活が内申点に与える影響は少ない、もしくは、ほとんどありません。部活に入っているだけで内申点が加算されたり、内申書に良く書かれたりといったことは一切ないでしょう。

そのため、部活に入部していなかったり、部活を途中で辞めたりしても、内申点が悪くなることはないので安心してください。

ただし、都道府県によっては県大会以上の出場実績が内申点に加点されるケースもあります。たとえば、以下は千葉県の公立高校を受験する際に、部活動について内申書(調査書)に記載されるケースの例です。

部活動について内申書に記載されるケースの例(全日制/普通科)

高校名部活動について内申書に記載されるケース
千葉県立船橋高等学校・県大会を経て関東大会以上に出場した場合
・個人で県1位の成績をあげた場合
千葉県立松戸国際高等学校部活動に積極的に取り組んだ場合(詳細不明)
千葉県立船橋啓明高等学校県大会出場などの実績がある場合

参考:
令和6年度 一般入学者選抜の選抜・評価方法 | 千葉県立船橋高等学校
令和6年度 一般入学者選抜の選抜・評価方法 | 千葉県立松戸国際高等学校
令和6年度 一般入学者選抜の選抜・評価方法 | 千葉県立船橋啓明高等学校

とは言え、ほとんどの公立高校において、内申書で評価される項目は日々の学習の記録です。そのため、内申点を上げたい場合は、以下5つのポイントを意識しましょう。

【定期テスト】まず、プラス10~20点を目指す
【小テスト】毎回満点を取る
【提出物】2日前には終わらせておく
【授業】まずは、1日1回授業中に手を挙げる
【自習】家で授業の復習や予習をする

ぜひ内申点を上げるために、明日から実行してみてください。